温泉・鹿の湯に行った時のこと、その②です。
私が今まで、鹿の湯に行くことにためらいがあったことの理由に、「作法があるらしい」ということがありました。(今回私は、予め公式HPをチェックしてから行きました。)
ほかの方の口コミ(グーグルマップ)では、『常連らしい方から、入浴についてアレコレ言われる』というものを見ていたからです。
実際に入ってみたところ…本当に言われました。
びっくりしました。
女湯は浴槽が全部で5つ。温度別になっている、41・42・44・46度のもの
それぞれ一つの浴槽に入るマックスの人数は4人かな・・・。
それ以外に、42.5度の浴槽広めの(マックス10人くらいかな)が一つ。
常連らしき方に言われたのは、46度の浴槽に入ろうとした時です。
「私が入っている間、入らないで」と言われました。
(脱衣所、浴場にはそのような注意書き等なかった。)
びっくりして、その方の顔を見たところ、(一呼吸おいてから)
「静かに入るなら、入ってもいいよ。ほんとに静かにね。上がるときも静かに上がってね。すぐ上がるなら、入らないで」とのことでした。
(チャレンジ精神旺盛な私は内心・・「絶対すぐ上がらない。根性入れて入るから。」と決めて、そ~っと入湯)
案外大丈夫。はいっていられる。
3分以上・はいりきって、そ~っと出ました。
46度の浴槽に満足した私は、その他の浴槽を満喫。
(よし、あがる前に、もう一度46度の浴槽に3分チャレンジしてからあがろう)と思って、
46度の浴槽に近づいたら、さっきの常連さん、今度は他のお客さんに指導中。
常連さん→「46度の温泉は、本当に熱いから、水流が起こるだけで入っている人がやけどする場合もあるから・・だから、そ~っと出入りしないとダメなの。はいっていられないなら、入らないでほしいのよね・・。」
私は、その理由を聞いて初めてわかりました。なるほど~。
そして、再度46度浴槽にチャレンジしたとき、指導してきた常連さんとそのお連れの方が上がるとき、(私は46度のお湯の水流が起こるのを実際に体感。)『やけどは大げさ。やけどはしないよ・・』と思いました。
むしろ、湯が身体に当たるピリピリする感覚に心地よさを覚えました。
この心地よさ、クセになる(笑) たまらない(笑)
ぜひ、皆さんにも体験してほしい❣
常連さんは、おそらく、いつでもいらっしゃるし、指導もしてくださると思うけど…。
私が感じた鹿の湯・作法?のまとめ
①常連さんの「私が入っている間は入らないで」→これはこの方からの私に対するお願いである。
②なるべくこの方のお願いを考慮しつつ、私のニーズも叶える努力(対話)をする
③お店からしたら、常連さんは大切なお客様。でも、その他の方も大切なお客様。お店から特別な指示がないのだから客同士で対話し、解決すればそれでよい。
なのではないかな…。
すっかり鹿の湯・ファンになってしまった私は、常連さんと対話することも楽しみに、今後も鹿の湯に行くことを決めたのである!