『絵を描くことが嫌いだ』と思い込んでいた。
先日、ゲシュタルトの学びの会に参加して「私とゲシュタルト」というお題で絵を描いた。
そこには楽しんで描き切った私がいた。
とても満足していた。
今まで生きてきて自分の脳内に浮かんできたイメージとピッタリ合うものが表現できたか
ら。
思えば、『絵を描くことが嫌いだ』という思い込みは幼稚園時代に始まった。
自分は絵を描きたくないのに『お絵描きの時間』があり、『描かされて→評価されて→傷ついた』為だ。
この体験は、高校時代まで繰り返し繰り返し私の中に蓄積された。
そりゃあ・・・。嫌になるよな‥。
今は、『私の絵は人から見てどう思われようと構わない自分』というものが出現し、『私が満足すればそれでよい』といった「開き直りの自分」がいるから(笑)
最近、友人たちが個展を開く・・・という出来事が続いており、心底感心していた。
それは自分の境遇と比較していたから、彼女たちの行動に(なんてすごいのだろう、と)感心していたのだろう。
『評価』という他人軸から少し解放された私は、絵を描くことが嫌いじゃないことを知った。
個展を開くことはないだろうが、絵を描くことの『恐れ』はなくなった。
また、思い立った時に絵を描いてみようと思う。
そして、改めて『他人の表現に対する自分の在り方』を考えてみようと思う。