とある出来事から、小学校5年生の時に受けた、『女子・仲良しグループからの無視』の過去を思い出した。
ある日、学校に行ったら昨日まで仲良くしていた子達が一斉に口をきいてくれない。
近づくと離れていく。
まるで、自分が透明人間になってしまったのかと思った。
悲しかったし、苦しかったけど、なぜか毎日ちゃんと学校に行った。(5年生の私、偉すぎる!!今の私ならきっと登校拒否。)
誰にも相談せず、学校の休み時間は学校の飼育小屋でウサギと遊んでいた。
毎朝、教室に入るのが怖くて、入り口の前で必ず立ち止まる。
教室に入る一歩目を持ち上げるまでが本当に力が要る。
足に力が入らない。
でも、一歩目、踏み出してしまえば大丈夫。
何とか過ごせる。
そんな生活を一週間過ごしたら、心優しい別のグループの子たちが気付いてくれて、仲間に入れてくれた。
すごくうれしかった。泣けてきた。
そういえば、(30数年以上経った)いまでも、私は部屋に入るときに緊張する。
一歩目、踏み出してから中を確認する。安全を確認する。
もう、そんなことしなくていいのに・・・。
いま、同じような状況で苦しんでいる子がいたら、力になってあげたい。
心から、そう思っています。