頑張ったら、まずは自分で自分をねぎらいましょう!

昔、(画像とは異なる)エナジードリンクの宣伝に「24時間働けますか?」というキャッチコピーがあった。

今の私ならば、「何を言う。できる訳なかろう。バカ!」と感想を言うだろう。

しかし、CMをやっていた当時は、「ビジネスマンとは、一日中働くくらいの気力で仕事に臨むことが粋で、かっこいい」と思っていた。

恐らく、昭和世代の共通の感覚なのだろうなあ・・。と推察する。

時は流れて、今は令和。

昭和生まれの私には、「多様性が認められるようになってきた」と感じる出来事が、頻繁に見受けられるようになった。時代が変わると、価値観も変化してくる。

ものすごく、自分のキャパシティー以上に頑張っている人、その勢いで生きている人、自分の身体の感覚とつながっていますか?

もしかしたら、身体は悲鳴を上げているかもしれません。

そして、こころの奥底でも、悲鳴を上げている自分がいるかもしれません。

自分に鞭を打って頑張っている人、頑張っていない人(と自分が感じる他人)に対してイラついたり、ムカついたりしませんか?

これは『投影』という現象で、自分が『頑張らなければならない』という信念に突き動かされているから、それに合致しない行動をとる(とっていると感じる)人に対しても信念を実行させようとしているのです。

『頑張る』ことを否定している訳ではありません。

頑張ったら、それだけ、結果成果が出ますので。

私が恐れていることは、自分に鞭を打っている人が、無自覚に、他人にも鞭を打ってしまうこと。

他人に鞭を打ったら、他人は、思い通りに動いてくれるでしょうか?

反発するか、殻に閉じこもるか、去って行くか・・・ではありませんか?

まずは、自分が自分の頑張りを認めてあげて、自分をねぎらいうことからはじめませんか?

だって、あなたの頑張りをいちばんよくわかっているのは、あなた自身なのですから。

自分に余裕が生まれると、他人に対する行動も『鞭を打つ』から、別のものに変わるのではないでしょうか・・。

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Akiko Mashiko
Akiko Mashiko
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